standingzzz's Oracle memo

OracleSQLチューニングの豊富な経歴を生かして、主に11gと12cのオプティマイザ動作の違いなどについて、実用的な検証結果をメモしています。

ORACLE 新元号予想[集計関数LISTAGG][再帰SQL]

概要

元号一覧をテーブルに登録して、LISTAGG、再帰SQLを用いて
過去の漢字の出現回数を集計、ついでに新元号を予想します。

検証

データ用意
出現回数集計

明治以降の元号についてみると、
一文字は出現回数が二桁の文字を使うのでしょうか。

121119619721

二桁以上の文字はこちらですが、和とか正とか近年の元号
陛下のお名前「明仁」はもちろん、御子息などの「徳仁浩宮)」「文仁礼宮)」「寛仁」
これまでに出現が多過ぎるもの(組み合わせが難しいので15回以上)は除外

29 多
天           27 多
元           27 多
治           21    消
応           20 多
正           19    消
和           19    消
長           19 多
文           19    消
安           17 多
暦           16 多
延           16 多
保           15 多
寛           15    消
徳           15    消
承           1413    消
嘉           1212    消
康           1010

残った四文字からまず一文字。
平成を決めるにあたり、現代人の感覚として、
近年の元号に使われている漢字は避けたと思います。
四文字中、三文字は江戸時代以降に使われています。
はい、一文字は「康」で決まりです。
江戸以降は、家康の康なので使いにくかったのでしょうが、
健康の康です。信長派、秀吉派の反発は無視して、
そろそろ使いどきでしょう。

--- 正平 1346 (成が使われたのは平成が初)           14    --- 承応 165212    --- 嘉永 184810    --- 康正 145510    --- 宝暦 1751

もう一文字は、今までに使われていない文字で、
康が少し画数が多いので、極力画数が少なく、
未来や平和などを意味するような文字。
「未」は画数は少ないけど、なんとなく干支の漢字もボツでしょう。
「好」「栄」「友」「共」・・・
はい、最後は感覚ですね、「栄康」です。決まりました。